父の日はアメリカから伝わってきました。
あれ?確か、母の日も・・・と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
父の日は、母の日が出来たことを知ったソノラ・スマート・ドット(ジョン・ブルース・ドット夫人)が母の日のように、父親にも感謝する日を!と牧師協会へ嘆願したことがきっかけで始まりました。
でも、ソノラはなぜ?「父親にも感謝する日を設けて欲しい。」と思ったのでしょうか。それは、彼女が育った環境に鍵がありました。
ソノラの父親は、軍人でした。1861年、南北戦争が始まると、戦地へと召集されます。
父親の留守中、ソノラの母親は女手ひとつで6人の子供を抱え、働きながら一家を支えていました。
1865年、南北戦争が終結し、父親が復員するとまもなく母親は、それまでの過労が原因で亡くなってしまいます。
そこから、父親と子供6人の生活が始まりました。なれない家事や子育ては、さぞかし大変だったことでしょう。ソノラの父親は、再婚することも無く働きずくめの日々を送り、子供たちが皆成人した後に亡くなりました。
日本で父の日が広まり始めたのは、1950(昭和25)年頃からなのですが、認知度は低く、一般的な行事として知れ渡ったのは1980年代になります。
デパートなどが、販売戦略の一つとして父の日をイベント化したことが一般に広まったきっかけといわれています。
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